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葵堂鍼灸院は受精・着床から無事な出産を目指します。

病院での生殖医療HEADLINE

現在日本で行われている病院やクリニックでの生殖医療の段階や治療内容についての一般論に独自の見解を混ぜて紹介いたします。(注意:葵堂鍼灸院独自の見解です。実際の治療においては医師の診断と見解を優先してください)




上図の解説
@卵管造影、通水検査とは
卵子の通過する卵管に詰りがあるかどうかを調べる検査です。子宮内の卵管子宮口と呼ばれる卵管の一端から薬液を注入し、卵管腹腔口と呼ばれるもう一方の卵管の出入り口から注入した薬液が通過しているかどうかを検査します。薬液が無事通過している場合は卵巣から排卵された卵子も無事に子宮内に通過していると考えられます。薬剤が通過していない場合は卵管が閉塞している状態と考えられ、薬液同様に卵子も子宮内に到達する事が出来ず妊娠しにくい状態であると考えられます。卵管が非常に狭い状態が診断されるとバルーンと呼ばれる卵管を広げる器具により閉塞が改善される事があります。完全に閉塞していた場合はEの体外受精へ移行する場合が多く見受けられます。また卵管造影、通水検査を行うと薬液注入の影響により卵管の通りが改善する事があるとされ、検査後3か月程度を妊娠しやすいゴールデン期間と呼ぶ事も世間一般ではあります。

Aフーナーテスト(ヒューナーテストとも)
女性の膣や子宮は体内と下界との接点であるため様々な細菌やウイルス等との感染のリスクがあります。そのため女性の免疫が活発に働く場所でもあります。その中で男性の精子を外的と感知してしまう場合があります。その際は精子を女性の免疫が殺してしまうため妊娠の可能性が低くなります。検査自体は女性の頸管粘液の状態から排卵日が適しています。排卵日にタイミングをとりその12時間程度経過後の頸管粘液を光学顕微鏡で調べます。400倍程度の倍率での視野内で元気よく動く精子の数を調べます。別に行う男性の精液検査の結果が良く、一方でフーナーテストの結果が芳しくない場合は女性の抗精子抗体が強いとされ、Dの人工授精に進む場合があります。

Bエコー等を用いたタイミング法
排卵された卵子が受精する能力を保つ時間、寿命はおよそ12時間から36時間です。また精子の寿命は48時間から72時間程度と言われています。また受精の確立を上げるには出来るだけ鮮度の高い卵子が良いと考えられています。その事を考えると卵子が良い状態で受精を行う為には排卵の時期を確りと把握する必要がある事が分かります。排卵のタイミングを計るには基礎体温の変化、排卵検査薬などがありますが最も確実なものはエコーを持ちて卵胞の発育具合を確かめる事です。精液検査、フーナーテストの結果がどちらも悪くない場合は排卵日を特定しながらのタイミング法が用いられます。

C薬剤によるタイミング法

タイミング法を用いても排卵がうまくいかない場合や、または受精しても子宮内膜の不具合により受精卵が着床しない場合など、妊娠不成立には様々な原因があります。それを補う治療で薬剤を処方される事があります。代表的なものとしてルトラールやクロミッドが処方されます。ルトラールは排卵誘発剤です。卵巣内の卵胞を刺激して成熟させ排卵しやすくさせます。クロミッドは子宮内膜を厚くさせ、受精卵が着床しやすくするように黄体ホルモンの補助をします。胸焼けや頭痛などの副反応を感じられる方も多いように思えます。

D人工授精(AIH)
フーナーテストで抗精子抗体が高い場合や、精子の質・数に問題のある場合などに用いられる事が多いようです。採精した精子を器具を用いて卵管子宮口まで直接運びます。メリットとしては精子が抗精子抗体の干渉を受けにくい事や、卵子の待つ卵管膨大部まで行く精子の行程が大幅に縮小される事によって運動量の少ない精子も受精の可能性が上がります。

E体外受精(IVF)
卵巣内にある卵子を採取し、女性の体外において受精させた後に子宮内に戻す妊娠方法です。卵管閉塞がある場合や特に検査結果等に問題の無い場合でも長期間妊娠しにくい場合は選択されます。

採卵
卵子の採取(採卵)は病院の方針により排卵誘発剤を用いて複数個の成熟した卵子を採卵する場合も、自然排卵により一つの成熟した卵子を採卵する場合もあります。

受精
受精の方法については卵子に精子をふりかけ、精子の能力で受精させる場合と運動率の良い精子一つを選んで注射器の様なもので直接卵子内に注入する顕微授精があります。ふりかけ式の場合は精子の能力により受精しない事もあるようですが、顕微授精においても精子注入がうまく行われてもその後の卵割(受精卵が分割増殖していく)が行われない場合もあります。一般に高齢では卵子の殻が固くなり、受精しにくくなると言われています。

移植
受精卵を子宮内に戻す事(移植)についても様々な方法があります。採卵受精後2〜3日培養して子宮内に移植するケースと、5日程度培養してから移植するケースや採卵した卵子数により凍結保存してから移植するケースまで様々です。凡そ受精2日で4分割、3日で8分割になるのが平均的なケースです。この段階で移植するのを分割胚移植と呼びます。一方で5日程度経過してから移植する方法は胚盤胞移植と呼ばれます。分割胚移植か胚盤胞移植かは病院や医師の方針による処が大きいように思えます。
また移植する際に受精卵の殻(透明帯)に人工的な孔を開け移植された胚がスムーズに卵の殻を破り分割していけるようにする手法(アシストハッチング:AHA)もあります。そして移植後の胚が子宮内膜に確りと着床しなければ妊娠が成立しません。その着床を補助する意味で胚にヒアルロン酸をまぶす方法も行われています。







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