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鍼灸についてHEADLINE

「はり」や「きゅう」とは

鍼灸の起源は古代の現在の中国のある地域にあります。古代人たちは病気や怪我をした時に患部や痛いところを押したり暖めたりすると症状が軽くなる事を経験から知っていました。その経験は発展してどのような症状の時には何処を押す、または暖めるという法則のようなものを生み出したのです。それが今日の我々が知る『ツボ』治療のはじまりです。 最初はツボに指や手をあてる『手当て』が治療の主でしたが、そのうち木や石を用いるようになりそこから金属の鍼(はり)が生まれ、一方で暖める際には蓬(よもぎ)から精製した艾(もぐさ)が使われるようになりました。
古代中国で発展した鍼灸術は遣隋使や遣唐使などによる大陸との交流で日本に伝えられた後、日本人の体質や気質に合うように更に改良され日本独自の鍼灸に生まれ変わっていきました。

鍼(はり)とは

金や銀、ステンレス等を加工したものです。 太さや長さは実に様々な種類があり、身体の状態に合わせて使い分けます。刺す「はり」は勿論ですが、なでたり接触させるだけの「はり」治療法もあります。

刺す「はり」は豪鍼(ごうしん)と呼ばれる0.16mm〜(写真)の細い「はり」を用います。基本的に痛みはあまり有りませんが、響きと呼ばれる独特の感覚をおぼえる事もあります。
刺さない「はり」は刺入せず、こすったり当てたり押したりするだけで身体の調整を行います。

灸(きゅう)とは

草もちなどに用いられる蓬(よもぎ)の葉を加工して作られた艾(もぐさ)をツボや痛むところなどで燃焼させます。艾(もぐさ)は蓬(よもぎ)の葉の裏側にある白い綿のようなもの(毛茸)を集めて精製・乾燥させて作られます。糸状の細く小さいものからずっと大きなものまでありますが、現在では小さく火傷の痕が残らないようなお灸が好まれます。

はり・きゅうのいろいろ

灸頭鍼(きゅうとうしん)

身体に刺入した「はり」の上に艾(もぐさ)を付けて燃焼させます。「はり」の効果に艾(もぐさ)の燃焼によって生じる心地よい温熱効果(輻射熱)が加わります。

しょうが灸(しょうがきゅう)

スライスした生姜(しょうが)の上に艾(もぐさ)をのせて燃焼させます。生姜(しょうが)に含まれるジンゲロールという成分が艾(もぐさ)の熱によってショウガオールへと活性化され、身体の血行を改善させます。 しょうが灸をした後は身体がポカポカとして大変温まります。

びわの葉灸(びわのはきゅう)

びわにはアミグダリン(ビタミンB17とも)が多く含まれており、昔から果物を食べることは勿論、煎じて飲んだり葉を身体に貼り付けたりと様々な効能が期待されてきました。びわの木を仏教では 大薬王樹とよばれ、その葉は無憂扇と呼ばれています。びわの葉灸はびわの葉を使った隔物灸(もぐさと皮膚との間に物をはさむ灸法)です。

竹灸、竹の輪灸(たけぎゅう、たけのわぎゅう)

5cm程度に切った竹の中に艾(もぐさ)を詰めて燃焼させます。その状態で腕やふくらはぎ等を竹をコロコロ転がします。竹の中で燃焼する艾(もぐさ)の熱がジワーっと感じられ、また竹を転がすためマッサージ的な感覚も手伝い、手足の疲労回復にはとても適している心地よい灸法です。

棒灸(ぼうきゅう)

艾(もぐさ)を棒状に固めたものを燃焼させます。一般にお腹や背中、腰などの冷えた場所を時間をかけて温めます。棒灸から伝わる温かさはゆっくりと細胞を賦活させ筋肉のコリや痛みを和らげます。手で持って行うこともありますが、木でできたホルダーで支えながら15分〜20分程度行うことが多いです。